108.天国の親父へ
投稿者 : ひろし投稿日:2007/07/14
親父へ
親父が胆管細胞ガンで亡くなってから、もう9ヶ月も経っちゃうんだね。
楽しみにしていた孫も無事に生まれて今は7ヶ月だよ。
何も分からずに継いだ家業も失敗することも多いけど、何とか頑張ってやってるよ。
親父、俺を24年という短い間だったけど、育ててくれてありがとう。 守ってくれてありがとう。 支えてくれてありがとう。 優しさをありがとう。 勇気をありがとう。 希望をありがとう。 笑顔をありがとう。
小さい時から、酒を飲むと暴れる親父を見て大っ嫌いだって思ってた。昔は口数も少なくて、頼みごとすら言えないような存在だった。
でも、お袋から聞いたんだけど本当は寂しがってたんだってね。親父がいなくなってから気づいた。なんで、もっと相談したり、くだらない話したり、時には喧嘩したり、時には一緒に酒飲んだりしなかったんだろうって後悔した。
良く、失ってから気づく大切なものって言うけど、その気持ちが今は分かるよ。何もしてやれなかった・・・。ごめん。
親父と会話が出来なくなっても、姿が見えなくっても、俺は親父のこと一生忘れない!!
毎日、1分1秒たりとも忘れたことなんてない。
それが、俺に出来る親父への親孝行だと思ってるから。
昔は、嫌いだ何て思ってたけど今は違う。親父の存在の偉大さを知ったよ。こんなこと言ったこと無いけど、世界中のどんな偉い人よりも俺は親父のこと尊敬してます。
俺の親父でいてくれてありがとう。