78.私の大好きなパパへ
投稿者 : ゆか投稿日:2006/10/22
パパへ
パパ、まだパパが亡くなった事が信じられません。
10ヶ月の癌との闘い本当にお疲れ様でした。
パパは癌に勝ったよ。本当に頑張ったもんね・・。
パパは私の自慢です。先生や看護師さんや親戚・友達、周りの人に本当に恵まれてみんなに優しく親切にしてもらって良かったね。それはパパが本当にかわいい人やったからやで。
首に転移してるから声も出ないのに、かすれた声で一生懸命、誰にでも「ありがとう」て言ってたもんね。
そんなパパが皆大好きやったんやで。
看護師さんもパパの事「大好きこんな人と結婚したい」って言ってたよ。
私達には想像も出来ない程の苦痛と恐怖と闘いながら、最期まで何一つ弱音を吐かず、前向きに生抜いた事本当に尊敬します。
昔はよく喧嘩もしたけど・・。ごめんね。
定年になってからは、一緒に色んな所に行ったりご飯食べたりしたもんね。特に癌とわかってからは、パパの事大事に出来たと思ってます。それで親孝行なんてあつかましい事は思ってないけど・・。最期看取れなくてごめんなさい。再入院させてごめんなさい。でも全ていい結果につながったと思ってます。
パパには本当に大切な事を命をもって教えてもらいました。
家族との時間・親や友達、人のありがたさ・お金で買えない絆や愛・命の尊さ・どんな時も人を思いやる心・・。
いっぱい教えられました。ありがとう。
しっかり心に受け止めました。
今はまだ、悲しくて淋しくて涙が止まらないけど・・・。
パパの死を無駄にはしません。早くパパの好きだった笑顔になって明るく生きていくからね。お母さんとビーちゃんは何があっても私が守るから。安心してね。
私達家族で良かったね。神様ありがとう。次もまたパパと私達を家族にして下さい。パパの仏様の様な最期の安らかな顔を忘れません微笑んでたもんね。死んでても「ありがとう」の顔でした本当に最期の最期まで強くて優しい人でした。
私もこれから全てに「ありがとう」の気持ちを忘れず、強く優しく生きていきます。「パパ今までありがとう。そしてこれからもよろしくね。」
パパを支えて下さった皆様にいつか恩返しが出来る人間になれる様努力します。私も誰かを救える人になりたいです。